ディスク製造の際に使われる型(スタンパー)を作るため、音楽や映画、ゲームなどのデータを電気信号に変換し、スタンパーの元となる盤面(マスター)にピットと呼ばれる凹凸形状を形成します。これら一連の工程は、ソニー製システムを使って行っています。
マスターから複数のスタンパーを作ることができます。
金型にスタンパーをセットし、透明な樹脂を射出成形し、透明なディスク基盤をつくります。
CD <保護膜>
透明ディスク基盤のピット面上にレーザー光線を反射させるためのアルミ金属膜を付け、紫外線硬化樹脂を塗布し、保護膜をつくります。
DVD <貼り合わせ>
透明単盤に反射膜を付け、紫外線硬化樹脂接着剤を塗布し、2枚を貼り合わせて1枚のディスクを作ります。
多彩で細やかな文字でも鮮明に仕上がる高性能な印刷システムにより、
タイトル、デザイン等をディスク上に印刷します。
全自動化されたパッケージングマシーンにより、ディスク、バックカバー、ブックレット、背ラベル、
解説書、表紙をプラスチックケースに組込み、1枚ずつフィルム包装して完成品にします。