2022.11.22
PRESS RELEASE
ソニーの顔認証や音声認識技術を駆使した
対話型キャラクター・エージェント「CHELULU(シェルル)」
三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAYにて実証実験を開始
〜お客様との新たなタッチポイントの創出と非接触非対面による運用を実施〜
▲左:CHELULU端末設置イメージ
▲右:CHELULU使用イメージ
株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ(本社:東京都港区、代表取締役:志田忠彦、以下SMS)は株式会社レスターエレクトロニクス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:山口秀哉)との共同で、SMSが開発した対話型キャラクター・エージェント「CHELULU(シェルル)」を導入し、商業施設向けの案内端末として三井不動産株式会社の三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY(千葉県船橋市)にて、三井不動産商業マネジメント株式会社の協力のもと、実証実験を実施致します。
「CHELULU」は、ソニーの音声認識やシナリオ対話ツールなどの対話エージェント技術を駆使した、非接触のインターフェースアプリケーションです。音声対話とタッチパネル操作を併用することでユーザーの利便性を高め、これまで有人対応をしていた商業施設における店舗案内業務のDX化を目指します。
今回の実証実験では、「CHELULU」を三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAYの店舗情報データベースとAPI連携することで、WEBサイトなどと情報ソースを共有できるように開発しました。これにより既存のデータ資産を有効活用することが可能になりました。
対話テキストや、店舗情報などのデータベースを変更すると、自動的にCHELULUで表示される情報も更新されます。複数のシステムを運用されているクライアントでは、それぞれのシステムに対してのメンテナンスや情報更新が必要でしたが、データベースを一元化することで自動的に最新の情報を引き出せるようになり、運用コストを削減できます。CHELULUだけでは解決できない問題に対しては、通話機能を実装することで遠隔地にいるスタッフに繋ぐこともできます。また、対話のシナリオ設計次第で、様々な対話や対応することが可能になり、今後もあらゆる業態での活用拡大を目指していきます。
■「CHELULU」実証実験概要
実施施設: 三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY
https://mitsui-shopping-park.com/lalaport/tokyo-bay/
期間: 2022年9月9日(金)~2023年3月31日(金)営業時間中
所在地: 千葉県船橋市浜町 2-1-1
■対話型キャラクター・エージェント「CHELULU(シェルル)」とは
「CHELULU」は株式会社ソニー・ミュージックソリューションズが開発した、ソニーの音声認識やシナリオ対話ツールなどの対話エージェント技術を駆使した、非接触のインターフェースアプリケーションです。
顔情報(非画像)から個人を認証する技術も搭載し、個人に寄り添った対応も可能で、企業の受付や商業施設の案内、商品の説明など、あらゆる場面で活躍します。
発話は音声合成技術によって、シナリオテキストを準備するだけで自然な発話を実現します。セリフは収録を必要とせずテキストを変更するだけで調整が可能です。
また、既存のシステムやデータベースとの連携も可能で、お客様の用途、ニーズに柔軟に対応いたします。
「CHELULU」サイト:https://chelulu.jp/
■キャラクター「沢村碧」について
アバター・エージェントサービスとして2016年にリリース。CVはXperia Earや大ヒットアニメ『けいおん!』にて活躍されている寿美菜子氏が担当、キャラクターデザインはTVアニメ『ソードアート・オンライン』などを手掛けた足立慎吾氏が制作。CHELULUでは、この「沢村碧」をデフォルトキャラクターとしているだけでなく、環境に合わせたオリジナルキャラクターの制作提案も行っています。
〈参画各社〉
■株式会社レスターエレクトロニクス
「”エレクトロニクスの情報プラットフォーマー”として世界中の課題を解決する」ことをビジョンとして、最先端のエレクトロニクス技術を社会実装して参ります。近年では半導体専門商社という枠を超えて、再生可能エネルギー事業や植物工場事業といった新しい事業分野にも進出しています。
※CHELULUの名称・ロゴは、日本国およびその他の国における株式会社ソニー・ミュージックソリューションズの登録商標または商標です。
※プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。