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2022.11.02

PRESS RELEASE

最新技術を搭載した「Blu-ray Disc用の原盤製造装置(PTM)」を使用
約12億個の恒星を投影できる世界最多星数プラネタリウム投影機用の
超精密恒星原板「GIGAMASK」を国内初導入


▲左:GIGAMASK

▲右:Blu-ray Disc用の原盤製造装置(PTM


株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ(本社:東京都港区、代表取締役:志田忠彦、以下SMS)は有限会社大平技研(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:大平 貴之)と、Blu-ray Disc用の原盤製造装置(以下、PTM)を使用した、プラネタリウムの投影恒星数では世界最多となる、約12億個以上を実現する超精密恒星原板「GIGAMASK」を共同開発し、国内で初めて「はまぎん こども宇宙科学館」(神奈川県横浜市、館長:的川泰宣)に導入1 いたします。

 
PTMとは、Blu-ray Discに代表される大容量高密度光ディスクマスタリング技術を駆使したディスク原盤製造装置「PTR-3000」です。SMSでは、PTMによる光ディスク製造技術を提供しています。

SMSは、世界のBlu-ray Disc業界を牽引してきましたが、更なる技術開発を進め、光ディスクで使用されるらせん形状(光ディスクピット)のみならず、任意の微細形状(ナノパターン)の加工に成功しました。本技術により世界最小となる直径180nm180ナノメーター=10万分の18mm)という極微穴の加工が可能となり、1等星から20等星までの微光星を正確に再現することで、全天に映し出される星の数はおよそ12億個に達します。また本技術は、今後、医療、光学部品等の微細加工への応用が期待されます。


▲左:光ディスクピット記録

▲右:ナノパターン記録


一般公開は2022年12月1日(木)を予定しております


※ 名称・ロゴは、日本国およびその他の国における株式会社ソニー・ミュージックソリューションズの登録商標または商標です。

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